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私流エロ小説の書き方。おものべが『楽』と感じるネタ出しから執筆、公開までの流れ

出版社を介さない趣味や副業程度の範疇で言うなら、小説の書き方なんていうものは自分に合った書き方をすれば問題ありません。

しかしそもそも小説を書き始めた当初は、『自分に合った書き方なんて分からない』ということのほうが多いはず。『自分に合った書き方をすればいいよ』という言葉は、ある程度書いてきた人相手にしか通用しない言葉だと思っています。

そこで一つのサンプルとして、私が小説を書くときの流れをご紹介していきます。当然ですが、この書き方が全てというわけではない点をご承知おきいただき、あくまでも参考としてご覧ください。

【ネタ出し】執筆に必要な最低限の要素を決める

まずは『どんな小説を書くか』を決めます。

SEOマーケティングの都合上、私は必ず最低限のアウトラインを決めてから執筆に移ります。とは言っても、執筆前から設定をがちがちに固めることはなく、決めるものは本当に最低限。具体的には次の3つぐらいでしょうか。

SEO対策のターゲットとなるキーワード

Webマーケティングを畑としている私にとっては、絶対に欠かしてはいけないこと。キーワードとは、言い換えると『多くの読者が頭に思い浮かべている言葉』です。サーチコンソールやキーワードプランナーなどを使って、ある程度戦略的かつシステマチックに決めます。

SEO対策については他のページで詳しくご説明しているため、そちらをご参照ください。

SEO視点で考える、エロ小説サイトのアクセス数(閲覧数)を増やす方法
カキアツメドットコムでは「おものべ」というエロ小説サイトを運営しています。 趣味の領域ならまだしも、収益化を目指すのであればやはりサイトのアクセス数は重要です。「SNSで宣伝する」「他のブログで宣伝してもらう」「そもそも良い作品を作る」な...

SEOをやらない方には不要の作業ですが、いろいろなジャンルの作品を書く方で、大元のテーマを決めていない場合は、キーワードからテーマを決めてもいいかもしれません。『機械姦』『触手』『クリ責め』など、使えそうなキーワードがごろごろと転がっています。

シチュエーション

キーワードを『検索エンジンにとって最も重要な要素』『SEO的に最も重要な要素』とするなら、シチュエーションは『読者にとってもっとも重要な要素』『UX的に最も重要な要素』だと考えています。

カップルの営みの話なのか、アダルトなサービスを提供するお店の話なのか、ファンタジー世界におけるイベントの話なのか――エロそうなシチュエーションをとにかくひねり出していきます。

これはシステマチックに出せるものではなく、完全にアイデアと感性の勝負。『おものべ』というエロ小説書きとしての個性が最も出る部分であり、また読者に読む価値を見出していただく部分でもあるので、手を抜けません。

これらキーワードシチュエーションは、私にとって小説を執筆する上で絶対に手を抜けない重要な二大要素です。どれだけシチュエーションが良くても、キーワードがなければSEOとしての価値はありません。またキーワードをしっかり練っていても、シチュエーションが練られていなければ没個性なつまらない作品が出来上がってしまいます。

キャラクター

エロ小説を書くためにキャラクターは必須です。

しかしキーワードとシチュエーションがしっかり固まっていれば、そこにマッチするキャラクターというのは割とすんなり決まります。必須ではありますが、そこまで時間を掛けない要素です。

それと『おものべ』というエロ小説書き自体がシチュエーション重視であり、あまりキャラクターを作り込まない傾向にあるというのも大きいです。作品によっては『私』『少女』『彼女』など固有の名前を持たないキャラクターも出てくるぐらいですから。

具体例

『キーワード』『シチュエーション』『キャラクター』の3つが固まると、小説のアウトラインが見えてきます。以下を例として、実際にやってみます。

  • キーワード:
    機械姦 クリ責め
  • シチュエーション:
    遊園地とかテーマパークとかでエロいことが起きるやつ
  • キャラクター:
    少女(名前はとりあえず○で)

これら3つの要素を組み合わせて頭の中でごねごねすると、私の場合、次のようなあらすじが出てきます。

ある平凡な少女○が遊園地に行ったら、そこはなぜかえっちなアトラクションばかりのエロテーマパークだった。『股間部分が振動する木馬のメリーゴーランド』とか、『お化けがいたずらしてくるお化け屋敷』とか、『(思い付かないから後で決めよう)』とか、いろいろなアトラクションでクリトリスを気持ちよくされてイッてしまう少女の物語!

実際にどんなあらすじが出てくるかは、その人次第。場合によっては一人で数パターン出てくるかもしれません。

もしも『あらすじが思い浮かばない』『思い浮かびはしたけど、あまり気に入らない』などあったら、3つの要素のうちどれかを調整します。これを繰り返して、最終的に『これだ!』というものを決めていきます。

補足。

上でご紹介した私のやり方は、どちらかと言えば『トップダウン』のやり方です。一方で『ボトムアップ』のやり方もあるかと思います。

例えば、Twitterで見た誰かのツイート、夢で見た情景、ふと頭に思い浮かんだ言葉などから広げていくなど。こちらのやり方だと上でご紹介したやり方は適用しにくいかもしれませんが、それはそれで問題ありません。最初にも言った通り、自分に合った書き方をすればいいのです。

【執筆】とにかく楽に書けるようになるためのコツ

3つの要素を決めて、あらすじがぼんやりと浮かんできて、『これでいけそうだな』と感じたら、いよいよ執筆を始めます。私はプロットなんていちいち書きません

あとは完成までひたすらざくざくと書いていくだけなのですが、その上で自然と身に付いたコツのようなものもあります。

最初から丁寧に書かない

恐らく、小説を書こうとして挫折してしまう方に多いのが、『書き出しが分からなくて筆が進まない』ではないでしょうか?

私は、物語の始まりから一歩一歩丁寧に書く必要はまったくないと考えています。イラストでも、最初は大まかなラフを描くところから始まるはず。私も小説においては、まず全体像をざっと書くところから始めることにしています。

例1

上で作ったあらすじを作業に落とし込んでみます。

ある平凡な少女○が遊園地に行ったら、そこはなぜかえっちなアトラクションばかりのエロテーマパークだった。『股間部分が振動する木馬のメリーゴーランド』とか、『お化けがいたずらしてくるお化け屋敷』とか、『(思い付かないから後で決めよう)』とか、いろいろなアトラクションでクリトリスを気持ちよくされてイッてしまう少女の物語!

ただし実際にはこんなにしっかりとあらすじを書くことはまずなく、頭の中でぼんやり『エロ遊園地』『股間ぶるぶるメリーゴーランド』『いたずらお化け』などが浮かんでいるぐらいです。

その上で、私のテキストエディタには、実際に↓こんな文章が書かれることになります。

遊園地に行く

少女見た目の説明

メリーゴーランド

股間の部分が突然振動

下りようとしたら拘束具が飛び出す

次第に恍惚

絶頂

ようやく止まった

次はどんなアトラクションがあるのかな

次のアトラクションへ

はっきり言って小説とは言えないメモの羅列ですが、最初はこんなものでいいのです。このメモに段々と言葉を肉付けしていけば、最終的にはしっかりとした文章が出来上がります
(この雑な羅列が、私にとってはプロットとなり得るのかもしれません)

例2

上のメモの一部分を、さらに肉付けしてみます。ここでも『最初から丁寧に書かない』はコツとして役立ちます。

下りようとしたら拘束具が飛び出す

↓肉付け1回目。

下りようとした瞬間のことだった

ガチャン

「え!?」

両手首、両足首に拘束具が巻き付いたのだ。

↓肉付け2回目

このメリーゴーランド、何かおかしい!? ――少女が異変を察知して、木馬から下りようとした瞬間のことだった。

ファンシーな音楽に不釣り合いな、『ガチャン!』という無骨な金属音が混じりこむ。両手首、両足首に突然走る、ひんやりとした鉄の感触。

「え――!!? なにこれ――!!? 降りられなっ、降ろしてぇぇっ!!?」

メリーゴーランドから拘束具が飛び出して、彼女の細い体に巻き付いたのだ。

↓肉付け3回目

このメリーゴーランドおかしい!? ――○は股間に襲い掛かるむず痒さに苛まれながらも、何とかして木馬から降りようとする。あまりの恥ずかしさに、木馬から転げ落ちて怪我をしても構わないとすら思っていた。

しかしその時、ファンシーな音楽に不釣り合いな、『ガチャン!』という無骨な金属音が混じりこむ。両手首、両足首に突然走る、ひんやりとした鉄の感触。

メリーゴーランドから鉄の拘束具が飛び出して、彼女の細い体に巻き付いたのだ。

「ぇ――!!? なに、体、動けな――!!? やだっ、降ろしてっ、おろしてぇぇっ!!?」

メリーゴーランドから転落して怪我でもしようものなら一大事。特にこのテーマパークでは不思議と”そうなりやすい”ため、搭乗者がどれだけ暴れても絶対に降りられない機構が搭載されていた。

そう。○がどれだけ股間を襲う振動に苛まれようとも、彼女は木馬から降りることができないのだ。

このような感じで、少しずつ文章を足したり、変えたり、削ったりしていきます。

最終的にどんな文章が出来上がるかは、その人次第。『ここうまくバシッと決まらないなぁ』と思ったら、分かりやすく赤字にするなりして後で練ってもいいでしょう。

この作業をひたすら続けていき、全体がそれっぽい文章で満たされたら完成となります。

書ける所から書く

『最初から丁寧に書かない』と似たことですが、書ける所、書きたい所から書けば書きやすいと思います。

人によっては最初の導入から書くこともあるでしょうし、エロシーンから書くこともあるでしょう。もしかしたら事後から書き始めたほうが書きやすい方もいるかもしれません。先に周りの部分をしっかり固めていけば、書きにくかった部分も多少は書きやすくなっているでしょう。

私の場合、エロ小説を書いているのにエロシーン以外のほうが筆が進みやすいのはよくある話。その上、いつもエロシーンの台詞を最後までほぼ空欄のまま残しています(あえぎ声書くのって、不思議と体力使うんです)。上の例として『下りようとしたら拘束具が飛び出す』を挙げたのも、何となく書きやすそうだったからです。

作業のペースは?

私の場合、“書くときは”『ホームページに載せる小説は1日2,000字、電子書籍の小説は1日3,000字』と決めています。

スピードは1,000~2,000字/時ぐらい。作業中たまにテキストファイルの全体文字数をチェックして、ノルマを達成したらその時点で作業をぽいっと投げ捨てます。

『キリのいいところまで進めよう』『今日は頑張ってもっと書こう』は絶対にしません。その代わり、1,999字や2,999字で甘えることも絶対にありません。上の『全体像から書く』を実践すると、執筆初期なんかはメモの羅列だけで1日の作業を終えることもザラです。

他のお仕事で手を付けられないこともあり、やる気がないこともあり、それでも『昨日書けなかったから今日は多く書こう』と意気込むことはないので、あくまでも”書くときは”が付きます。全体の到達率は6割~7割ぐらい。それでギリギリ3か月に1回、電子書籍を出せるぐらいのペースです。

作業ペースについては完全に人によりけり。気が向いたときにいっきに書く人も当然いるでしょう。これは単に私の場合、収益化という目的上ある程度のペースを保つ必要があり、かつ一夜漬けが苦手でコツコツ派の人間だというだけです。

【校正】面倒くさい作業だけど、ここだけはしっかり行う

エロシーンで誤字脱字があると、読者が『すん』と冷静になってしまうので、他で楽をしていたとしても校正だけはしっかり行います。

特に作品を書き上げたテンションのまま投稿してしまうと、誤字脱字がたくさんあったり、『何だこれ』というような文章があったりします。小説を完成させた後は、うれしくても晩寝かせてからじっくり校正したほうがいいです。
(それでも後になって誤字脱字が見つかってしまうものです……)

校正に役立つツールと目視校正

文章の校正に役立つツールはいくつかあります。

  • Microsoft Word内蔵の校閲ツール
  • ATOKクラウドチェッカー
  • Tomarigi(教育用の校正支援ツール)

など。おすすめは多くの方のパソコンにデフォルトで入っている『Microsoft Word内蔵の校閲ツール』でしょうか。各種ツールの使い方はご自身でお調べください。

どんなツールを使ったにせよ、最終的には必ず自分の目で校正します。ツールは便利ですが、万能ではありません。私はツールを使っていた時期もありましたが、『結局最後は目視で校正するし』ということで今はツールを使っていません。

校正の時間・工程はあらかじめ決めておく

校正はやらなくても駄目ですが、やりすぎても駄目です。

作品を何度も読んでいると、気に入らない部分がどんどん出てきて延々と書き直すことになったり(しかもこういう書き直しはだいたい自己満足の域を出ず、質の向上にそれほど貢献しません)、感覚が鈍ってきて『この小説は本当に公開していいのだろうか』と不安になってくることがあります。

時間や工程を決めて、その範囲内でしっかり集中して校正したあとは、『えいやっ』という気持ちと公開してしまったほうがいいです。

私は校正の際、全文通しの黙読を2回だけ行うことにしています。途中で疲れて目が滑ってしまった場合は、そこからやり直し。所要時間はだいたい1万字につき2時間未満ぐらい。私が出している電子書籍は10万文字以上ありますので、他のお仕事も含めると数日がけの作業になります。

【公開】書き終わった後も多少やることはある

ここまでの作業で小説自体は完成していますが、せっかくですので公開まで。以降、大した内容はありません。

公開に必要な画像を準備する

私は『おものべ』で作品を公開している都合上、アイキャッチ画像を都度準備する必要があります。

アイキャッチ画像
△アイキャッチ画像はこういうの(イラスト部分はモザイクかけてあります)

これはテンプレができているので、ささっと作成できます。

コーディングしてからチェック

ホームページの小説はWordpressというCMSに、電子書籍の小説は直接HTMLとしてコーディングします。だいたいの方はPixivや小説家になろうなどに投稿するかと思います。

コーディングしたら、必ずプレビュー画面でチェックします。改行位置がおかしかったり、HTMLがおかしかったり、ここに来て誤字脱字が見つかったり。私の場合は上でご紹介した2回の黙読と合わせて、実質的に合計3回の目視校正を行っていることになります。

予約投稿は金・土曜日に

私は出来上がった小説を即座に公開することなく、時間を決めて予約投稿することにしています。具体的には下記の通り。

  • ホームページの更新:金曜日の18:00
  • 電子書籍の発売:土曜日の00:00

これは各サイトにおいて、ユーザーの利用者数が増える少し前の時間に当たります。

大部分の方にとって、エロ小説をじっくり読みたいのは週末のはず。その中でも『おものべ』は毎日19時ごろから閲覧者数が増え始めて、24時ごろにピークに達します。ホームページを開いたときに新しい作品が出てなかったらがっかりしてしまいますからね。

電子書籍はDLsite(とFANZA)での販売となり詳しいアクセスは分かりませんが、『まぁ土曜ならみんな使っているだろう』という感覚的な判断によるものです。

補足。

投稿する時間帯を調整することで利用者数を増やそうという目論見はありますが、『このやり方ならランキング(※)上位を狙える』などとは思わないように
※Pixivの人気ランキングや、DLsiteの売上ランキングなど

週末の夜間は他のクリエイターの作品も多く投稿されており、競争の激しい時間帯です。平日よりも利用者数が増えやすい傾向はありますが、それはどの作品も同じこと。むしろ自分の投稿が他の投稿に埋もれて見えなくなってしまう危険性もあります。

時間帯の調整はあくまでも小手先のテクニックであり、根本的に重要なのは作品そのものの質であることを重々承知しておく必要があります。

最後に宣伝しておしまい

作品を投稿したら、最後に宣伝をして一連の活動の締めとなります。

  • ホームページの更新
    投稿日の21:00ごろにTwitterで宣伝
  • 電子書籍の発売
    発売と同時(00:00ごろ)にPixivにサンプル投稿&Twitterで宣伝

この辺りはこれまでお話してきた内容に通じることで、それぞれの利用者数が多そうなタイミングを狙います。

まとめ

自分のやり方のご紹介だけですので、特にまとめることもないのですが。

私自身、小説の執筆を始めて少しだけ時間がたちましたが、小説というのはどれだけ慣れても何千字・何万字という文章を書いていく点はずっと変わらず、ある程度のラインまで行くとそれ以上の時間の短縮が難しいと感じています。

そのため(趣味や副業の範疇で)執筆活動を長く続けていくなら、いかに楽に書くか工夫することは結構重要です。

小説を書き始めて間もない当初は、設定をガチガチに固めてプロットまで書こうとしたり、書き出しに悩んでうんうん唸ったり、楽でない書き方ばかりしてしまうことも珍しくありません。それが自分に合っているならいいのですが、そこで詰まって挫折してしまう方も多く見てきました。

もちろんこういったやり方を否定することは一切なく、結局は『自分に合った書き方をすればいいよ』というお話。ただし小説を書き始めたばかりで『自分に合った書き方なんて分からない』という方に対して、このページでもって『こういう書き方もありますよ』とお伝えしたいと思います。

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